研究室の概要

長谷川研究室は、安心安全、住み続けられる街づくりに貢献できる金属材料の疲労特性と破壊メカニズムの解明を中心に研究を行っています。金属疲労は機械構造物やインフラの長寿命化にとって重要な課題です。研究対象は、自動車、橋梁、鉄道、エネルギー産業など幅広い分野で使用される金属です。鉄鋼材用、アルミニウム合金などの実用金属材料が含まれ、これらの長寿命化に貢献することを目指しています。従来の特徴にさらに付加価値がついた表面処理技術の開発にも取り組んでいます。
産学連携にも積極的に取り組み、実用化を見据えた研究を推進しています。興味のある方はぜひお問い合わせください。
先生からのメッセージ
金属は繰り返し荷重を受けると、目に見えない小さなき裂が発生・成長し、最終的には破断に至ります。この現象を解明し、より強く、より安全な材料を設計・維持管理することが私たちの目標です。
当研究室では、自ら考え、手を動かし、議論することを大切にしています。単なる作業や観察ではなく、なぜその現象が起こるのか、どうすればより良い設計ができるのかを常に考えながら研究を進めていきます。金属材料の研究に興味がある人、実験が好きな人、新しいことに挑戦するのが好きな人は、きっと楽しめる環境です。
研究は決して楽なものではありませんが、自分の手で新しい知見を生み出す喜びを感じられるはずです。興味がある人は、ぜひ研究室訪問に来てください。一緒に金属材料の謎に挑みましょう!
材料評価研究室 主宰 長谷川嘉代
研究テーマの一例
- キャビテーション処理された溶融亜鉛めっき鋼材の疲労特性
- アルミニウム合金のNi-P無電解めっきが表面性能に及ぼす影響
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